オンラインストアに簡単・安価にオリジナル曲を登録できる「DistroKid」を使ってみた [その後]

simasima.info/archives/2972

のその後です。

 

Distrokid-after.jpg

2013年に、みwなwぎwっwてwきwたwww(篠笛禁断症状L5)を Minagittekita (Song of Minagiru series) としてストア配信を開始してから、いままでに、計6曲を Distrokid 経由で各種ストアに配信してきました。ちなみに、最初の頃は曲名やアーティスト名に日本語が使えなかったので shimakid 名義で、minagittekita なんてことになっています。二曲目の雪風の頃には日本語表記に対応していましたが、そのまま shimakid 名義で配信中。

売り上げはというと…

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2013年からのトータルで $222 程度なので、Distrokid の年会費(Musician プランで年間約20ドル)は賄えている感じです。ここで、Withdraw Earnings ボタンを押すと PayPal 経由の引き落としの手続きができます。

金額だけ見るならば、無料で公開している Youtube の動画や(広告で収益化)、ニコニコ動画での利用(クリエイター奨励プログラム)のほうがずっと売り上げています。とはいえ、基本は無料で公開した曲を、こうやってストアで購入する人が少なからずいて、それで採算がとれるというのは有り難いですね。Apple Music や Spotify のような無制限のストリーミングサービスの場合、ある程度知名度のある曲は 別の場所で無料配信していようが関係無く再生されますので、ネットの一部で流行った系の作品の収益化にも向いていると思います。世界中の誰でも、興味をもった人が気軽に見つけて再生できる、そんなネット配信のお手軽サービスとして、簡単に始められる Distrokid はとても便利です。

 

 

Distrokid after 3

ちなみに、Musician Plus のコースにすると別名義も使える様になって、オリジナルのレーベル名設定や、リリース日指定、予約日指定、iTunes での販売価格の設定も可能になるようです。

[DistroKid http://distrokid.com/]


There are 3 comments

  1. ryu16

    はじめまして。
    DistroKidで音楽配信を検討しているんですが、サポートセンター他あれこれ調べてみましたがわからないことが多く、以下教えてもらえると大変ありがたく。

    まず、楽曲を配信するときに0.99USDを指定すると日本では200JPYとかで売られます。
    これが日本で200JPYで売れた場合、私がもらえるのは200JPYの70%になると思うんですが、イマイチ確証がなく、もしご存じでしたらご教授ください。
    日本と他の国では販売価格が大きく違うので、もし販売時の価格に関係なく0.99USDの70%で計算されたりすると結構差が出るなと思った次第です。

    1. shimakid

      ryu さん初めまして
      まず、端的に回答しますと、詳細な計算の理屈は私にも全て理解できているわけではありません。
      しかし、実例と私の考えを示して参考にしていただくことはできると思いますので、長くなりますが以下につらつらと書いてみます。

      すでに販売して売り上げが上がっていますので内容を確認してみました。
      日本のストアで 200 円で販売されている最近の売り上げ例ですと、
      Sale Date (売上日): Dec 2017
      Store (販売ストア): iTunes
      Quantity (数量): 1
      Customer paid (購入者の支払い額):150JPY
      Earnings USD (利益額): $0.79299
      となっています。

      詳細は記述されていないのでここからは解釈になりますが私としては Distrokid よりも iTunes の仕組みの不透明さにより説明しきれない部分が大きいなあと感じています。私は自分で価格設定をしていないのでストアごとのデフォルト価格で販売されているはずで、日本の iTunes では 200 円と表示されていますが、まず、これが Distrokid に入る時点で 150JPYになっている理由がよくわかりません。

      これはストアで売れた価格そのものではなく Distrokid に売り上げとして回る分を示している可能性があります(iTunes であれば Apple の取り分があるはずです)。ただ、単純に 200円に 70% 掛けすると 140 円程度になるはずです。また、その計算語の 150円が分配額だとすると、そこから為替計算などしてもどうやっても Earnings USD $0.79 まで減らせません。

      Distrokid は中抜きをしないと宣言しているので、それを信じて出ている数字が整合する計算パターンを試してみると、
      Customer paid の額に 70% を掛けて、為替の換算を通したものが Earnings USD (ユーザーに分配される収益)になると考えるのが妥当に思えます。150円の売り上げは、Distrokid に回る時点で恐らく Apple レートで円ドル換算されていますが、Apple レートはサービスによって一律ではなく公開もされていません。Apple製品の現行価格がだいたい120円/ドルくらいなのでそれを使うと、
      150 (円) × 0.7 ÷ 1.20/100 (ドル/円) = $0.875
      となります。結構 $0.79 に近いですね。実際には iTunes Store のシングル販売価格は ryu16 さんも気づいていらっしゃるとおり、$0.99 のものが日本ストアでは 200円だったりして謎の差がありますから、このレートはもう少し大きい可能性がありますし、そもそも売り上げ額が200円になっていない時点でなにか途中でクッションが入っているようです。このクッション部分さえ解決されれば、やはり Distrokid の言うとおりのシンプルな計算で「収益はすべてユーザーに」ということになっているのです。

      Apple の国ごとのストアでの価格差の謎は以前から知られていて、ハードウェア製品のレートとストアのレートが連動しなかったり、内部でどのような計算になっているのかよくわかりませんが、おそらく、そのあたりを考えても謎のクッションは Distrokid に売り上げが入る前に噛んでいるものと考えています。

      1. ryu16

        shimakidさま

        具体的なご回答本当にありがとうございます。
        0.99USDから計算されるわけではないみたいでちょっと安心しましたが、200JPYの70%には足りずってことですね。

        DistroKidにも問い合わせてみましたがこんな回答でした。
        ・Appleは200JPYで売れたらその30%を抜いてDistroKidに返すと言ってる
        ・DistroKidは中抜きはしてない

        しかし実際の数字はその通りではないですね・・。
        為替レートなどの隠しパラメータがあるのはわかりますが、仰る通り”Customer paid”が150JPYになってるのが謎です。

        ともあれ大変参考になる情報をありがとうございました。
        恐らく国内アグリゲータであればこういった話も出ないと思いますので、平行して検討を進めてみたいと思います。
        関連情報掴めましたら必ず共有致します。
        本当にありがとうございました。

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