gfxCardStatus で MacBook Pro のGPU切り替えを自在にコントロール

MacRumors が gfxCardStatus というユーティリティを紹介しています。これを使えば、複数のGPUを搭載した MacBook Pro で、ユーザーが統合GPU (CPU内蔵GPU) と独立GPUを簡単に切り替えられるようになるというもの。

統合GPUのみ (Integrated Only) に設定すれば省エネルギーで、バッテリー駆動時には駆動時間を優先できます。
独立GPUのみ (Discrete Only) にするとパフォーマンスを最大化できます。

これを、メニューバーから簡単に切り替えられるのがポイントです。 しかも、自動切り替えの場合も含めて、GPUを切り替えたタイミングで Growl にどちらのGPUを使っているかお知らせを表示させることも可能。ポップアップが面倒なら、メニューバーのアイコンを統合(i) と 独立 (n=nvidia?) で表示させることもできますよ。

 

Ars Technica の記事では、ちょっとしたバッテリー節約テクニックでもって MacBook Pro Retinaディスプレイモデルのバッテリーを10時間まで持たせることができると言われています

統合GPUのみで使えば、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルはだいたい8時間から8.5時間は持ちます。これはよく会議中に MacBook Air を使う時にやるんですが、画面の明るさを2マスまで落としてやると残り時間の表示は最大で10時間くらいになりますよ。これをずーっと(10時間)実際に試すスタミナはありませんが、1度、9時間使ってのこり9%ということはありました。

 

 

ちなみにユーティリティを入れなくても、環境設定の省エネルギーのパネルで「バッテリー寿命優先」「パフォーマンス優先」とGPUの使い方を大まかに指定できるのですが、

こちらは設定の切り替えにいちいちログオフが必要だったりします。恐らくパフォーマンス優先にすると独立GPUをガンガンつかうように設定されるのだと思います。

 

というわけで、独立GPU搭載の MacBook Pro をお使いの方にオススメの gfxCardStatus。ダウンロードはこちらから、フリーです →[gfxCardStatus]

気になるのは統合GPUだけで使ったときに画面描画周りのパフォーマンスがどうなるのかです。早速試してみているところですが Expose のフレームレートが僅かにおちるかな、という程度でほとんど気になりませんね。Intel の統合グラフィックスでRetina余裕じゃないか。思ったより 早く MacBook Air の Retina化も進むかもしれませんね。

Aperture の挙動も違和感なし。しばらく統合グラフィク縛りで運用してみます。出張の時など、これで駆動時間が延びるなら大助かり。

 

 

[Ars Technica via MacRumors]


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