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Mac OS X Lion で E-mu 0202USB, 0404USB を使う(最新ドライバの入手方法)

Creatie Professional ブランドのオーディオインターフェース E-mu 0404USB を愛用しています。06年発売のもので、Creative社の販売戦略のためその後しばらくして国内での販売はみられなくなりましたが、海外では最近まで売られていました。現在私が使っているのも海外から個人輸入したものです。

この0404USB、藤本健のDigital Audio Laboratory のレビューでも RMAA のテストで Excellent だらけの成績で

サンプリングレートごとの性能を見るため、44.1kHz、48kHz、96kHz、192kHzのそれぞれで測定した結果を見ていただきたい。192kHzにまで上げるとやや限界が出てくる感じではあるが、基本的には価格からは信じられないほどの高音質を実現しているといえそうだ。

と評されるほどのことはあり、大満足で使っていたのですが、発売元の Creative社によるドライバ更新が滞っており、Mac OS X Lion では使えないという困った状況でした。既存のドライバが 64bit カーネルで動かず、Macを 32bit カーネルで起動してやればいいということでしぶしぶそうやって使っていたのですが、折角の完全 64bit 化に水を差されたようで釈然としない状態でした。

ところが、今回 Retinaモデルにもドライバをインストールしようとしているときにググッっていて見つけたのがこちらの記事

E-MU 0404 USBで使えるドライバはなぜかE-MU 0204 USB 2.0という別のハードのページからダウンロードできます
なんとなんと、Creative の現行製品 E-mu 0204 USB 2.0 用のドライバを使うとちゃんと 64bitモードの Lion でも起動できるというのでさっそくダウンロードページを探します。が、mix-anさんの記事でも書かれていたようにCreative社のウェブサイトトップからいくのはちょっと手間取ります。なので、ちょっとズルっぽいですが、直接ダウンロードできるページのリンクを示しておきますね。こちらから。画像クリックでもいけます。
これこれ!0404USBってあります。0404USBと同時期に発売された0202USBもこのドライバでいけますよ。オフィシャルにこうやって最新ドライバーが出ているのに、0404USBなどの各製品のページにはリンクされていないの、ちょっと不親切ですよね。
マイナー機種とは思いますが、同じように困っている人がいるかもしれませんし、自分用の備忘録もかねてアップでした。

速報:アサルトライフルで武装した何者かがアップル製品満載のトラックを強盗未遂@フランス

9to5mac より:

Leparisien.fr など複数のニュースサイトが伝えるところによると、今朝、アップル製品を積んだトラックがパリの Aulnay-sous-Bois を走行中、覆面をしてアサルトライフルで武装した複数の襲撃者により乗っ取られたとのこと。幸いにも大けがを負った人はいなかったとのこと。その後警察が製品を回収したものの容疑者は未だに見つかっていない模様です。

 


フランスとはいえアサルトライフルで武装した複数の襲撃者って、なかなかない物騒な話ですよね。マフィア的な組織がコンピューターを一気にApple製品に置き換えようとしたとか…なんなんでしょ。

(普通に買ってよね!

 

[via 9to5Mac]

iPhoneに足が生えて手にがっちりフィット!?

…私は見た瞬間ぎょっとしてしまいましたが、みなさんは?

 

これまでにも iPhone や他の製品の美しい予想モックアップなどで知られる ciccaresedesign による奇抜なコンセプトがこちら。

カーブガラスを採用した iPhone5 のモックアップ画像&動画 とのことですが、薄型で体にフィットする本体部分はよいとしても、この足はどうなんでしょ。強そう…。いっそここまできたら勝手に部屋を歩き回って蚊をやっつけてくれたりしませんかね。

 

動画もあります。

 

[ciccaresedesign via Cult of Mac]

Retinaモデル用の素敵な壁紙を探して

Retinaモデル到着して意気揚々とセットアップ、レビューするぞーと思いきや体調を崩しておりました shimakid です。

Cult of Mac が MacBook Pro Retinaモデル (Retinaモデル) の 2880×1800 解像度のディスプレイでもしっかり使える高解像度で美しい壁紙を探してギャラリーにまとめていました。私も早速いくつかダウンロードして Space ごとに違う壁紙を設定してみようかというところです。今回の記事は画像メインのギャラリーでしたので特に翻訳などしませんので、リンク先で美麗な壁紙をゆっくりチョイスしてくださいませ。

 

同記事のコメント欄では city17 さんが Retinaモデル向け壁紙のパッケージを deviantART で公開している旨コメントしていて、これもなかなかよさげでしたよ。

 

特によさげだったところ

Rob Sheridan さんのギャラリーには NASA の画像を用いたものをはじめ Retina向け壁紙がたくさんアップされています。 イラストベースのモノにちょっとグロ方面がありますが(私はこのくらい平気なのですが)一応ご注意。

 [via Cult of Mac , deviantART(city17)]

アップル史上最も高価なコンピューターTOP5

Cult of Mac が MacBook Pro Retinaモデル(Retinaモデル)の価格にふれて、過去のアップル製品の中で最も高価なコンピューターTOP5をリストアップした Forbes の記事を紹介していました。


 

Retinaモデルはコンピューターにしては高すぎる!と思う人もいるかもしれませんが、アップルの歴代のコンピューターと比べていくと、それでもまだ買いやすいほうかも?と錯覚してしまうかも…。

アップルのコンピューターが「一番お安い」ものであった試しはありませんが、長年かけて、多くの消費者にとってお手頃なものになってきたのは事実です。Forbes がこれまでで一番高価だったアップルのコンピューターTOP5を一覧にしていたのでご覧下さい。

 

1. The Apple Lisa

表示価格:$9,995 インフレ補正:$21,600

これまで作られた中で最も高価なアップルコンピューターは Lisa で、初代 Macintosh が発売される前年の 1983年に作られました。Lisa は当時史上にあったどんなコンピューターよりも優れたテクノロジーを搭載しており、後からずっと安くなって($2495, いまなら $5,200)発売される Mac よりも高性能でした。

Lisa は値段に見合うだけのもので、その後数年間は Mac でもサポートされなかったような、保護されたメモリやマルチタスキングなどの機能を搭載していました。ただ、非常に高価だったため初代 Lisa はほとんど売れず、ちょっとしてからもう少し一般的な値段にした Lisa 2 が $3495 で発売されました。

 

2.  Macintosh IIfx

表示価格:$9,000 インフレ補正:$14,900

初代 Macintosh が比較的好調を納めた後、Mac Plus や Mac SE といった類似モデルが数台リリースされました。そして、元のデザインを大きく拡張して、Macintosh II が1987年に発売されました。スティーブ・ジョブズが会社を追われる少し前の話です。

Macintosh II は IIx, IIci, IIcx, IIfx とよくわからない名前のモデルが発売されています(写真はII)。初代Macと違ってこれらのモデルは非常に高価で、低価格でオールインワンというスティーブの理想とはかけ離れていました。Mac II はカラーモニターを搭載して拡張性にも優れていましたが、それにしてもバカ高かったのでごく限られた層にしか売れませんでした。

“wickedly fast” =手に負えない速さ、などとあだ名されましたがどうもそれだけでは足りなかったようで、IIfx と比較するともう少し質素な Mac IIsi に引き継がれていきました。

 

3. Apple III

表示価格:$4,340 インフレ補正:$11,400

Apple III はアップル最大の失敗と言えるでしょう。Apple II が一般消費者向けだったのに対して、 Apple III は企業向けでした。おかしなことに、Apple III は Apple SOS (Sophisticated Operating System; 洗練されたOS)を積んでいましたが、多少の洗練は何の助けにもならなかったようです。企業は高価すぎる Apple III を避け、Apple II や類似のクローンのほうを選んだのです。

Apple III が発売された1980年までにコンピューター市場は急速に変化しており、消費者の選択肢は拡がりつつありました。Apple III の高価な値札の前に消費者はよそのコンピューターをさがすようになってしまったのです。

値段が高かっただけにとどまらず、不安定さも問題でした。 Apple III はハードや互換性まわりに不可解な問題を抱えており、現在 eBay で探しても手の届く値段では完動品を見つけられないほどです。

 

4. Macintosh Portable

表示価格:$6,500 インフレ補正:$11,300

Macintosh Portable はアップルの最初のラップトップであっただけでなく、一般向け初のラップトップでした。初めての挑戦としてみても、多くの人がラップトップに望む要素の多くを欠いており、そのひとつがポータプルであるということでした。実際、Macintosh Portable はモンスターマシンで、ポータブルと言えるのはバッテリー搭載という部分だけだったかもしれません。

Macintosh Portable は基本的にデスクトップの部品を小型の筐体に押し込んだもので、しょぼいコンピューターでした。売れ行きもしょぼく、二年後の1991年に PowerBook がリリースされると同時に生産中止になりました。PowerBook は Macintosh Portable とは大違いで、なめらかで、ダークで、ずっと薄型の筐体をしていました。

 

5. Twentieth Anniversary Macintosh (TAM)

表示価格:$7,499 インフレ補正:$10,140

Twentieth Anniversary Macintosh(TAM: 20周年記念Mac)はアップルの最も風変わりな製品のひとつです。ジョナサン・アイブによりデザインされ、現在の iMac にみられるオールインワンデザインとそっくりです。今の iMac と違うのはものすごいプレミアム価格で販売されたということです。ぜいたくなコンピューターとしてデザインされたため、特別な機能をいくつも搭載していました。

TAM はリムジンで配送され、アップル従業員によってセットアップされました。キーボードのパームレストは革製で、取り外し可能なトラックパッドを搭載していました。ボーズのスピーカーシステムがセットになっており音質はすばらしいものでした。

はじめからコレクター向けアイテムの様相を呈していたのもあって、現在の eBay でも箱に入ったまま出品されているのをよく見かけます。それほど多く売れたとは言われていません。スティーブ・ジョブズはこのプロジェクトが気にくわなかったようで、アップルに戻るにあたって他のラインナップともども、価格にばってん入れて値下げしました。

高価なアップル製品に興味がある方はこちらの記事にも、インフレ補正した歴代アップル製品価格の表がありますよ。

 


こうして見るとトップ5は軒並み $10,000 オーバーのモンスターばかりなんですね。最近は MacBook Air など日本円なら 10万円を切っていて、アップルのコンピューターもリーズナブルになったよねという感じですが、はてさて Retinaモデルは同世代の MacBook Air などと比較するとドドンと数倍の値段をつけてきています。届いたばかりの MacBook Pro Retina モデルでこの記事を書いていますが、振り返ってこのマシンの値付けはどう評されるのでしょうかねえ。

 

※もちろん、現行製品で一番高いのは Mac Pro

 

 

[Forbes via Cult of Mac]

[セール] 軽量高機能で注目の Studio One 2 最上位版が期間限定で大幅値引き中(7/5まで)

 

セールのお知らせメールが来ていました。

Studio One は Cubaseシリーズなども手がけたDAWプログラマーの巨匠ヴォルフガング・クンドゥルスらが開発した 64bit DAW で、特に最新のバージョン2になって、その軽快な動作と考えられた使い勝手、優れた音質により急速に注目を集めています。

そんな注目のDAWが 7/4–7/5 の期間限定で、最上位の Studi One Professional のクロスグレード版 $399 が $100 引きの $199 で手に入る二日限りの独立記念日セールが開催中!らしいですよ。

クロスグレード版は、クロスグレード対象DAW(早い話が他社の相当製品)の所有を前提とした値引き販売で、それだけでかなり安めの価格設定になっているのですが、そこからさらに値引きです。しかも今回はいつもより対象製品が拡がっているほか、対象製品シリーズの中でのバージョンも問わない(!)という大盤振る舞いです。どういうことかというと、Studio One Professional はシリーズ最上位製品のため、ふだんならクロスグレード対象も、他社製品のなかでも上位版に限定されていたのです。しかも、リストをよくみるとStudio One の下位バージョンである Studio One Artist も対象になっています。これは普段のアップグレードよりもグッとお得に最上位版をゲットするチャンスですね。

対象製品

Ableton Live、Ableton Live Intro、Ableton Live Lite、Adobe Audition、Apple Logic、Apple Logic Express、Avid Pro Tools|HD、Avid Pro Tools、Avid Pro Tools LE、Avid Pro Tools M-Powered、Cakewalk Sonar、Cakewalk Music Creator、FL STUDIO、Internet Singer Song Writer、MOTU Digital Performer、Propellerhead Reason、Propellerhead Record、Sony ACID、Steinberg Nuendo、Steinberg Cubase、Steinberg SEQUEL、Magix Samplitude、Magix Music Maker等市販されているDAW全て。(無償同梱されているDAWやデモ版は対象外です)  -MI7販売ページより

 

ただしどうも直販サイトで買うとごにょごにょ(下記)

 

 

購入方法

  1. 国内ではMI7が取り扱っており、MI7の販売ページでは 39800円から値引きされて19800円になっています。
  2. 英語での注文が苦にならない人であれば Presonus の直販ページからの購入が円高のメリットもあってお得かもしれません
    (Buy Nowから注文ページに入ってしまうと日本語表示できたりします)

 

ここをクリックして入ると以下のように各国語での注文が可能であり、自動でキャンペーンのクーポンコードが適用された値段が提示されます。17000円ちょっとで買えちゃうんですね!

 

 

クロスグレードといいながら…

あれれ、このまま注文できちゃう!?

いつもはクロスグレード版の BUY NOW をクリックすると直接tメールフォームがでてきて、対象他社製品の購入証明(レシートなど)を送るプロセスが先にはいります。

自社の下位製品もふくめ市場のDAWほとんど全てを対象に大盤振る舞いしているところをみると、もはやノーチェックで「フル機能の最上位版を $199 でどうだ!!!」とやっているみたいですね。

ちょっとでも Studio One が気になっていた人には大チャンスなのではないでしょうか。

 

どんな人におすすめ?

DAW初心者から乗り換えユーザー、打ち込みでも生音でもなんでもござれ。DAWとしての基本性能は他社主要DAWと遜色ない、どころかその上非常に軽量でサクサク動作します。安定性の面でも、個人的な体感としては Sonar や Cubase よりも安定していると思います。他のDAW/シーケンサーは、Singer Song Writer, Cubase,  Logic を使った事がありますが、いまのところ Studio One が一押しです。それでいてお値段も他社よりリーズナブルなのが素晴らしい。

お値段といえば、最上位版である Studio One Professional には Melodyne single track (実質 Melodyne essential 2) と Native Instruments Komplete Elements がバンドルされており、Melodyne に至ってはオーディオトラックの編集画面とシームレスに統合されているという他のDAWにはない魅力もあります。そうそう、じゃまっけなUSBドングルもいりませんよ。オンラインで注文、ダウンロード、インストールして、自分が使うマシンであれば複数台にインストールして使えます(5アクティベーションまで)。

Cubase からの乗り換えユーザーとして

ソフトの説明にもありましたが、開発者が Cubase を手がけた人物なのもあり、Cubaseユーザーはマニュアルいらずですぐに使えてしまうかもしれません。かくいう私も、長らくCubaseシリーズを愛用していたのですが、Cubase SXシリーズのころのテイストに近い使い心地を感じました。Cubase4 以降ちょっと方向性が変わってきている?と感じていたのですが、Studio One を初めて使って、馴染みの土地に帰ってきたような感じすら覚えましたよ。さらにいうと、ショートカットなどの操作も Cubaseよりも手数少なく直感的に実装されていると感じます。

 

のこり一日ですが、迷っていた人はGO!