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Evernote と Moleskine がノートを作った!

あなたのノートを、いつまでもそばに

 アナログとデジタルの融合に力を注いできたMoleskineからついに登場。

あなたのアイデアやスケッチをデジタル化して、Evernote(エバーノート)に取り込むためにデザインされた
「Evernoteスマートノートブック by Moleskine」。
特別な点線によるルールド(横罫)、スクエアード(方眼)の2レイアウト、それぞれポケットとラージの2サイズ。

「Evernoteスマートノートブック by Moleskine」で、あなたのアイデアを、いつまでもあなたのそばに。 (MOLESKINE Japan 商品ページより)

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2012年10月1日に出荷予定で,予約もできるようです。iPhoneやスマートホンのアプリと連携することで積極的にデジタル化してアーカイブする…そんなアナログとデジタルのノートの橋渡しをするような機能をウリにしたノートは既に複数出ています。いずれも,紙面にタグなどを配することで取り込み時に自動で傾き補正などの画像調整がされる機能があります。このノートの場合にも,「新開発したEvernoteルールド」(スクエアドも) とあり,傾き補正やコントラストの自動調整が行えるということですが,商品画像をぱっとみたところでは特にマーカーが配されているでもなく,罫そのものに何かしらの工夫があるようですが…自然な見ためなのは良いですね。

さらに,一緒についてくるシールをぺたぺたっと貼り付けるというアナログな作業で,Evernoteに取り込んだ際に自動でタグ付け,あるいはノートブックに割り振る,といったこともできるみたい。シール貼るのは手間なようでいてなかなか楽しいかも。でも,Evernote は優れたOCR機能を持っているわけで,もう一工夫として,手書きでも特殊なマークを書けば同様の仕組みが利用できるように進化してくれるともっと便利そうだよね,なんて既に発展版に期待してしまったり。

 

個人的には既に使っているノートもあるので,まずはアプリの出来を様子見,ですが,発売されたらまた話題になるでしょうね。楽しみに待つことにします。

Evernote スマートノートブック by Moleskine (MOLESKINE Japan)

13インチ MacBook Pro の画面をフル解像度で使うとこんな感じ

13インチの MacBook Pro Retinaディスプレイモデルがもうすぐ来そう。これまでの画面解像度を丁度倍にした 2560×1600 の画面が搭載されると噂されています。

Retinaディスプレイモデルは基本的に,解像度を倍にすることで従来の1ドットに4ドットの画素を詰め込んで,文字などの表示サイズそのままに,ドットが見えないぬるぬる画質を実現するもの。ですが,高解像度画面マニアの私としては文字の精細さは今までと同じでよいから広い画面として使ってみたい,という欲求もあります。

2560×1600の画面ってどんなもんよ,ということで,SetResX というツールを使って,15インチ MBP Retinaディスプレイモデルでフル解像度の 2880×1800 と,13インチモデル相当の 2560×1600のデスクトップを表示させてスクリーンショットを比較してみました。ツールはサードパーティー製であり,リンク先からのダウンロード,実行は自己責任で。

スクリーンショット 2012 08 27 12 18 18

 

13インチ15インチ解像度比較.jpg

 

どどーんとこんな感じ。緑が13.3インチでの表示領域,赤が15.4インチの場合。ピクセル数の違いは画面サイズ差なりですね。(厳密には13インチのほうがちょっとdpi高めになるはずです)。

そういえば 2560×1600 って WQXGA の 30インチシネマディスプレイ などと同じ解像度ですよね。27インチ iMac や Thunderbolt ディスプレイ よりも縦解像度があります。15インチ Retinaはそれよりさらにデカイというので想像を超えていたのですが,13インチも凄い。

13インチ MacBook Pro の Retinaディスプレイは横2560縦1600ピクセルで既に生産中

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CNET が伝えるところによると,アップルは 13.3インチ MacBook Pro をまもなくリリースするため既に生産に入っている模様。(NPD Display Search のアナリスト Richard Shim 氏)
13.3インチ Retina ディスプレイ は サムスン, LGディスプレイ, シャープが 生産するようで,生産量も “15インチが数十万ユニットに対して13インチが1〜2百万ユニット” と言われています。

ディスプレイの解像度はこれまでの 13インチモデルから丁度倍増した 2560×1600。15インチモデルより安価でコンパクトになると予想されており,MacBook Air シリーズと並んでよく売れる製品になりそうですね。15インチMBPRの発表からずっとコイツを待っていた!という人も多いのではないでしょうか。

上の画像は 9to5Mac が作成した 13.3 インチ MBP Retinaディスプレイモデル のイメージ。15インチの Retinaディスプレイモデル を見慣れた後に見るといよいよずんぐりしてみえる13インチMBPですが,かなりスッキリ,重さも1.6kgほどになるという予想もありましたし,持ち運びもしやすそうです。

13.3インチ Retina ディスプレイは第3四半期に生産が開始され,秋には製品が出荷されると予想されています。もうじきでしょうか。新しいiPhone,iPad mini, そして Retina MacBook Pro のラインナップ拡充,と秋も楽しみなリリースが山盛りですね。iMac や Mac mini, Mac Pro はどうなるかな?

[CNET via 9to5Mac]

VMware Fusion 5 が出たよ!

vmware-fusion-header

VMware Fusion 5 が登場しました。気になる新機能は,70以上あるようです。プッシュされていたものをざっくり以下にまとめてみます。

  • Mountain Lion に完全対応 :Launchpad にプログラム登録,AirPlay ミラーリング,通知センター
  • Windows8 対応:VMware Fusion 4 よりも起動速度 1.4倍
  • 最新のMacをフル活用:Retina Display対応(Windowsの画面も Retina で綺麗にとあるので楽しみ),USB3.0対応など
  • パフォーマンス向上:高度に最適化された64-bitエンジンと最新のMacの処理速度により古いPCよりもWindowsを快適に使える。パフォーマンスアップに伴いバッテリーの利用効率は前バージョンの 1.45 倍。OpenGL2.1 と DirectX 9.0c Shader Model 3 サポートで,要求性能の高い AutoCAD 2012 のようなソフトも快適に。SSDのおかげでレジューム高速化を実現,Windowsをリブートすることなく作業中の状態からスタートできる。これも1.4倍 (パフォーマンス向上の段は前バージョンと同じマシンスペックで比べてるのか疑問がわく説明でした。使ってみないとわからないところかも…)
  • その他の新しい機能
    • 仮想マシンライブラリのフォルダ管理・作業状況を反映した大型サムネイル
    • ワンクリックスナップショット
    • Linux向けの3Dグラフィックドライバ
    • ラーニングセンター内蔵で使い方がわかりやすく
    • 互換性の拡充(Windows 8, ESXi5, Ubuntu 12.04, Fedora 17, Windows Server 2012, その他 200 のOSに対応)

 

Mac 上で Windows を仮想マシンとして使うのに,私もバージョン3から使っています。今はバージョン4を Mountain Lion 上で使っていますが,ネイティブ並のパフォーマンスと3Dの強化あたり,パフォーマンスの向上というウリがどのくらい実感できるか楽しみなので早速アップグレードします。

オンラインでの購入価格は $49.99 ,アップグレードは…あれ,同じ  $49.99 でした。あらあら。(VMware Online Store – Product Information
国内では Act2 が 4900円で日本語・ダウンロード版を販売しています

ロジクール ワイヤレスマウス m325 がお値段以上な感じで満足

最近のMacはマルチタッチ対応のトラックパッドやマウスによるジェスチャ操作がOSの基本操作レベルで組み込まれており,MacBook や iMac シリーズではさらさらツルツルなガラス製マルチタッチトラックパッドをメインのポインティングデバイスにしています。

私もその操作感と機能性には大満足しているのですが,仕事用に使っているWindowsソフト(VMware Fusionを使ってMac上で利用)が「マウスの左右ボタン同時押し」を要求してくるので,なんと面倒な!と思いつつも久しぶりに古典的な汎用マウスを購入することにしました。

Apple純正のポインティングデバイスはむかーしと違ってちゃんと右クリックできるのですが,1つのボタンとタッチパネルの入力をあわせて,タッチする場所や指の本数で右クリックと左クリックを区別しているため,左右同時押しという入力がそもそも不可能なのです。

そこで,

  • 安価であること
  • モバイル向きであること
  • 手に馴染む形でストレスがないこと

あたりを気にしながら札幌駅前のヨドバシカメラで選んだのが ロジクール ワイヤレスマウス m325。こんなのです。

 

パッケージ。値札がついたままですね。購入時の価格は1400円でした。

 

パッケージ下部に製品の特徴が書いてあります。

18ヶ月の電池寿命,正確なスクロールホイール,レーザーグレードトラッキング(LGT),快適な手になじむシェイプ,表面加工されたラバーグリップ

 

ワイヤレスマウスで,コンピューター側にUSBのコンパクトなレシーバーを取り付けて使います。レシーバーのいらないBluetooth製品だとなおモバイル向けな感じがしますが,値段がはるので今回はパスでした。このくらいの大きさだとMacBookに付けっぱなしにしても問題ありません。unifyingレシーバーは1つのレシーバーで他の対応Logicool製品を複数台接続できるというもの。キーボードなども導入する場合にはUSBポートの節約になりますね。

パッケージを開封して内容物を取り出しました。

左側の台紙の中には取扱説明書などが入っていました。

 

マウス本体の下には矢印の形のぺらっとしたものが飛び出しています。これは内蔵した電池が消耗しないように絶縁しているもの。このままだと使えません。ひっこぬきましょう。

 

矢印をひっこぬいてマウスの裏側の電源をオンにするとてっぺんも動作ランプが点灯しました。しばらくすると自動消灯します。

 

マウスの形状は「世界でもっとも売れているシェイプをベースにしており、快適な手になじむシェイプと表面加工されたラバーグリップにより楽に操作することができ、長時間使っても手が疲れません。」といううたい文句どおり持ちやすいと感じました。左右ボタンに置く人差し指中指が自然にマウスに添うような表面の曲面が良い感じだし,本体側面のグリップもつかみやすくくぼんでいて,ラバーの摩擦が安定感を与えてくれます。ラバー表面は微妙にでこぼこのパターンになっていてベタベタしません。これが表面加工の威力か!

スクロールホイールの表面も側面と同様の表面加工されたラバーが配されており,車輪のような感じ。回してみると,抵抗の控えめな細かい刻みが感じられます。実際にWebページなどでスクロールを試してみると,1行ごとのスクロールから,えいやっと勢いをつけて一気に長いスクロールまで自在にできて良い感じ。勢いを付けると指を離したあともある程度慣性で回ります。

Macではいまいち活用していませんが,低価格ながら左右のチルト機能もあり,ブラウザの進む戻るに使ったり5ボタンマウスとしてフルに活用できるみたい。


裏側。電源ボタンとセンサー部,切れ目の下側は,くぼみを手がかりにスライドで取り外して電池交換できます。レシーバーの収納スペースもここに内蔵されているので,持ち運びや使わないときに小さいレシーバーをなくしません。

 

使い心地良好

USBレシーバーを差し込めば瞬時に反応するし,持ちやすいし,1000dpiのセンサーはレーザーグレードトラッキングと謳うだけあって,マウスパッド無しでもデスクの上でストレス無く使えています。全体として,1400円でこれだけ使い勝手のよいマウスが手に入って大満足というところです。

アマゾンだともう少し安かったみたい