セールのお知らせメールが来ていました。
Studio One は Cubaseシリーズなども手がけたDAWプログラマーの巨匠ヴォルフガング・クンドゥルスらが開発した 64bit DAW で、特に最新のバージョン2になって、その軽快な動作と考えられた使い勝手、優れた音質により急速に注目を集めています。
そんな注目のDAWが 7/4–7/5 の期間限定で、最上位の Studi One Professional のクロスグレード版 $399 が $100 引きの $199 で手に入る二日限りの独立記念日セールが開催中!らしいですよ。
クロスグレード版は、クロスグレード対象DAW(早い話が他社の相当製品)の所有を前提とした値引き販売で、それだけでかなり安めの価格設定になっているのですが、そこからさらに値引きです。しかも今回はいつもより対象製品が拡がっているほか、対象製品シリーズの中でのバージョンも問わない(!)という大盤振る舞いです。どういうことかというと、Studio One Professional はシリーズ最上位製品のため、ふだんならクロスグレード対象も、他社製品のなかでも上位版に限定されていたのです。しかも、リストをよくみるとStudio One の下位バージョンである Studio One Artist も対象になっています。これは普段のアップグレードよりもグッとお得に最上位版をゲットするチャンスですね。
対象製品
Ableton Live、Ableton Live Intro、Ableton Live Lite、Adobe Audition、Apple Logic、Apple Logic Express、Avid Pro Tools|HD、Avid Pro Tools、Avid Pro Tools LE、Avid Pro Tools M-Powered、Cakewalk Sonar、Cakewalk Music Creator、FL STUDIO、Internet Singer Song Writer、MOTU Digital Performer、Propellerhead Reason、Propellerhead Record、Sony ACID、Steinberg Nuendo、Steinberg Cubase、Steinberg SEQUEL、Magix Samplitude、Magix Music Maker等市販されているDAW全て。(無償同梱されているDAWやデモ版は対象外です) -MI7販売ページより
ただしどうも直販サイトで買うとごにょごにょ(下記)
購入方法
- 国内ではMI7が取り扱っており、MI7の販売ページでは 39800円から値引きされて19800円になっています。
- 英語での注文が苦にならない人であれば Presonus の直販ページからの購入が円高のメリットもあってお得かもしれません
(Buy Nowから注文ページに入ってしまうと日本語表示できたりします)
ここをクリックして入ると以下のように各国語での注文が可能であり、自動でキャンペーンのクーポンコードが適用された値段が提示されます。17000円ちょっとで買えちゃうんですね!
クロスグレードといいながら…
あれれ、このまま注文できちゃう!?
いつもはクロスグレード版の BUY NOW をクリックすると直接tメールフォームがでてきて、対象他社製品の購入証明(レシートなど)を送るプロセスが先にはいります。
自社の下位製品もふくめ市場のDAWほとんど全てを対象に大盤振る舞いしているところをみると、もはやノーチェックで「フル機能の最上位版を $199 でどうだ!!!」とやっているみたいですね。
ちょっとでも Studio One が気になっていた人には大チャンスなのではないでしょうか。
どんな人におすすめ?
DAW初心者から乗り換えユーザー、打ち込みでも生音でもなんでもござれ。DAWとしての基本性能は他社主要DAWと遜色ない、どころかその上非常に軽量でサクサク動作します。安定性の面でも、個人的な体感としては Sonar や Cubase よりも安定していると思います。他のDAW/シーケンサーは、Singer Song Writer, Cubase, Logic を使った事がありますが、いまのところ Studio One が一押しです。それでいてお値段も他社よりリーズナブルなのが素晴らしい。
お値段といえば、最上位版である Studio One Professional には Melodyne single track (実質 Melodyne essential 2) と Native Instruments Komplete Elements がバンドルされており、Melodyne に至ってはオーディオトラックの編集画面とシームレスに統合されているという他のDAWにはない魅力もあります。そうそう、じゃまっけなUSBドングルもいりませんよ。オンラインで注文、ダウンロード、インストールして、自分が使うマシンであれば複数台にインストールして使えます(5アクティベーションまで)。
Cubase からの乗り換えユーザーとして
ソフトの説明にもありましたが、開発者が Cubase を手がけた人物なのもあり、Cubaseユーザーはマニュアルいらずですぐに使えてしまうかもしれません。かくいう私も、長らくCubaseシリーズを愛用していたのですが、Cubase SXシリーズのころのテイストに近い使い心地を感じました。Cubase4 以降ちょっと方向性が変わってきている?と感じていたのですが、Studio One を初めて使って、馴染みの土地に帰ってきたような感じすら覚えましたよ。さらにいうと、ショートカットなどの操作も Cubaseよりも手数少なく直感的に実装されていると感じます。
のこり一日ですが、迷っていた人はGO!