9to5Mac が iPad のプロトタイプと iPad2 を比較した写真を紹介しています。上から見ると確かに一回り大きな画面。
shimakid は iPad, iPad2 と使ってきました。Appleの新製品の噂では,一回り小型の 7インチ iPad の話題が飛び交っていますが,私は iPad 逆に一回り大きな iPad が欲しいとかねがね思っていたところなので,これを見ているとうずうずしちゃいますね。現行 iPad の 9.7インチ画面では A4 や Letter サイズの文献を等倍で表示するには一回り小さいのです。Retina の iPad なら小さくなってもちゃんと文字は読めるのですが,当面の間は紙媒体と電子書籍は共存していくわけで,例えばスキャンで取り込んだファイルも,体感的に同じサイズでならべてみられるほうがスッキリです。また,2ページの見開き表示をするときももう少し大きければなーと思う事もあります。
厚みを比較した写真。プロトタイプは 2cm 以上ありますね。発売までの間にプロセッサやバッテリーなど部品の小型・高性能化が進んだのでしょう。中身のアーキテクチャも当時は別物だったかもしれません。今後 13インチ版を作るとしても iPad2 と同じ薄さに収まるでしょうし,うすっぺらくて大画面のタッチ端末を待望しています。
厚みだけは今時の感じから外れますが,プロトタイプとはいえしっかりデザインされた端末ですね。僕が考えた最強の iPad 的な事を言うならば,13インチみたいに今より大画面で,ワコムのデジタイザつけてくれ!という感じです。(コンセプト的に多分そんなものはでてこないでしょうけれど…)
製品版が 9.7インチだったところからすると,13インチはでかすぎたか,重さの面で却下されたのかもしれません。クリエイティブでマシンパワーを必要とする仕事は Mac でする段階ですが,今後ますます “post-PC” が主流になるとすると,画面の大きな “post-PC” デバイスも当然必要になってくると思います。ひとまずはどんなかわいらしい 7インチ iPad が出てくるのか楽しみにしながら,大きな薄っぺらい iPad のこともひっそりと妄想しつづけることになりそうです。
[photos from BUZZFEED via Cult of Mac]