KICKSTARTER でキャンペーンをしていた KANDAO の 4K 350° & 3D 180° カメラが届きました。
こちらはキャンペーン開始時の動画(Youtubeより)
Super Early Bird で単体は $289 という安価な設定で、丁度 3D 180° カメラが欲しかったので飛びついたのですが、このキャンペーンはファンディングゴールの10倍以上の額を集めて大成功し、ほぼスケジュール通りに開発されて製品がバッカーの元に続々と届いているところです。
量産した製品も発売するということで、今後はもしかすると店頭でも見掛けるようになるかもしれません。国内向けには三友が取り扱い、8月中旬から販売開始。国内販売価格は 49,800円(税別)ということなので、バッカーの人はけっこうお得にゲットできたことになりますね!嬉しい。
充電もそこそこに、開封して真っ先に試したくなるのがこの、カチっと回して360°と180° 3D の切り替え動作です。
変形!そのまま前後 360 度の写真や4K動画が撮れるのに加えて、こうして折れ曲がった形にすると前方 180 度の立体視VR撮影ができるのです。 pic.twitter.com/3q8yQ2BUvU
— しましまP=͟͟͞͞( *╹ω╹*) (@shimakid) August 12, 2018
既にいくつか 360°カメラを使ってきて、一眼レフを使った高画質のパノラマ合成にも挑戦してきましたが、この製品の売りは、一台で360°と全面180°の3D撮影を両立できるところ。特に、最近増えているスマートホンの2眼カメラと違って、実際の人間の視差に近い隙間を確保しています。それでいて Theta や Insta360 のような縦長スタイルのちょっと伸びたくらいの寸法に収まっているのが素晴らしいと思います。
まだ到着したばかりで散らかった部屋でしか使えていないので、実写のアップロードはまた今度…ということでセットアップと少しのテスト撮影で感じた所感を以下に列挙しておきます。
- 筐体の作りは良好で、380°と180° 3D 両立カメラとしては驚異的なコンパクトさ。
- 撮影アプリの作り込みはこれからか、露出やホワイトバランスなどの基本的な設定にまだアクセスできない。アプリとファームのアップデートに期待。
- VR180 対応予定ということだが、現状ではそのようなファイルフォーマットでの書き出し機能はない。Youtube へのアップロード機能まで一気につけてほしい。
- 充電しながらの撮影は出来るのか? – 末尾に載せた 360Rumors.com の動画内では、ミックがKANDAO の中の人に訊いたときには出来ると言われたらしいが、現状はUSB接続すると Wi-Fi が立ち上がらない挙動になっているので未実装か?Xiaomi Mi sphere カメラでは充電しながら撮影できるお陰でかなり助かっているので、こちらもファームウェアアップデートに期待。
- ツイートの変形動画で2回カチっと言っているのがお分かりいただけるかと思いますが(3回目の音はしゃがんだときに膝が…₍₍ (ง ˘ω˘ )ว ⁾⁾ 、
丁度中間段階の時には180° 3D 用の2眼が手元側を向いている形になります。もしこれが1眼面と2眼面が逆についていたら、中間ラッチ時には手が写らない状態で前方を撮影できたのではないかと思ったり…→ その場合でも筒の断面が左に入り込むからイマイチだったのだろう…
360Rumors.com のハンズオン動画: